妙高山や火打山といった標高2,000m以上の山に囲まれ、美しい景観と四季折々の自然を体感することのできる妙高エリア。
一晩で1mを超える雪が降り積もることも珍しくない豪雪地帯で、日本百名山にも選ばれる妙高山(標高2,454m)の東面には6つのスキー場が広がっています。
北海道や標高の高い地域の雪とは異なり、水蒸気を多く含んで粒が大きくしっかりしている妙高の雪は、日本国内のみならず海外からのスキーヤーやスノーボーダーをも魅了する日本屈指のスノーリゾート。
毎年冬になるとスキー旅行に出かけるのが恒例の筆者も、今年は友人と妙高でスキーを楽しむことにしました。
スキーと客室温泉を堪能|赤倉観光ホテル宿泊滞在記
ホテルや旅館・ペンションなども多く点在するこの妙高で、今回の宿泊先に選んだのは、赤倉観光ホテル。

赤倉観光ホテルは、帝国ホテル会長も務めた大倉喜七郎氏によって1937年12月12日に創業された日本初の本格的山岳リゾートホテルで、日本のスキーリゾートの草分けとして歴史ある名門ホテルです。
帝国ホテルの流れを引く上品でラグジュアリーな滞在ができるだけでなく、標高1,000m・赤倉観光リゾートスキー場の中腹という恵まれた立地で、ホテルからゲレンデ直結の「スキーイン&スキーアウト」が可能なのも大きな魅力。
また、連山と目下に広がる雲海や夜景を望むロケーションは、三才ブックス発行の「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ホテル編」に紹介されている世界の絶景ホテル58軒(日本のホテルは6軒)にも紹介されるなど定評があります。
今回はこの赤倉観光ホテルでの宿泊を、アクセスや食事・アメニティーなどの紹介やスキー場情報も交えつつ宿泊滞在記としてお伝えしたいと思います。
※記載内容は宿泊時のものとなり、プランやサービス内容・利用料金は変更される場合があります。公式サイト・予約サイトからご確認ください。また、掲載写真は公式HPからの転載も含んでいます。
赤倉観光ホテルのアクセス
赤倉観光ホテルがあるのは、新潟県の妙高市。

車で向かう場合の最寄りインターは上信越自動車道の妙高高原I.C.で、インターを降りてからは10分ほど。
東京から車で3時間・名古屋方面から3時間30分・新潟 / 北陸方面から2時間〜2時間30分ほどのドライブです。
ウィンターシーズンに車で向かう場合、上信越自動車道・一般道ともにスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンが必須。
また、標高1,000mのホテルへは坂道を登る必要がありますが、積雪・凍結により四輪駆動車でないと走行できません。
といっても、四輪駆動以外の車の場合や、運転に少し不安がある方は、赤倉観光リゾートスキー場の「宿泊者専用駐車場」からの送迎が利用できるので大丈夫。
公共交通機関で向かう場合は、例えば東京からだと北陸新幹線で長野駅まで行き、そこからしなの鉄道で最寄り駅の「妙高高原駅」まで所要時間は2時間30分ほど。
新潟や大阪・金沢方面からはえちごトキめき鉄道の「妙高高原駅」からのアクセスもでき、新潟から2時間40分・大阪から5時間ほどの移動時間となります。
妙高高原駅から赤倉観光ホテルまでは車で10分ほどで、予約制の無料送迎シャトルバス(17:00までの間、およそ1時間に1本)が利用可能。
電話:TEL 0255-87-2501(ホテル代表)で予約をするか、ネット予約の際には要望欄に「お迎えの希望時間」を記入するのを忘れずに。
ホテルから車で5分ほど、赤倉温泉街には海外からの観光客も多く、冬季は特に賑わうメインストリート沿いのレストランで夕食を考える場合には予約しておくのがおすすめです。
また、最寄りのコンビニはセブンイレブン 妙高高原店・最寄りのスーパーは第一スーパー 妙高店で、どちらもホテルから車で10分・妙高高原駅からは徒歩10〜15分ほど。
赤倉観光ホテルにはお酒やオリジナルグッズ・お土産などが購入できる売店がありますが、18時に閉まってしまうため、夕食後などお部屋タイムに必要な飲み物類は事前に調達しておいた方が安心ですよ。
15:00 チェックイン〜フリードリンク
今回は四輪駆動の車で向かったため、直接自家用車でホテルまでの道を登りました。
ただ、ホテルまでの山道は傾斜もさることながら、冬の雪深い時期には両側に雪の壁もあるので運転に自信の無い人にはストレスかもと感じました。
スキー目的の滞在の場合には車で動き回ることもないので、下のスキー場駐車場からの送迎を利用してしまった方が気楽かも知れません。
暖炉が灯されたロビーはとても暖かく、グランドピアノ・シャンデリア・赤い絨毯や重厚なソファーのクラシカルで落ち着いた雰囲気。

ロビーのソファーやカウンターで生ビール・ワイン(スパークリング・白・赤)・コーヒー・紅茶といったウェルカムドリンクをフリーのセルフサービスでいただくことができます(14:00~17:00)。


(出典:赤倉観光ホテル)
暖かくてゆったりとくつろげるロビーで到着早々に頂くスパークリングワインは最高・・・!
旅の疲れも吹き飛び、さぁ思い切りスキーバカンスを満喫するぞ!という気持ちになります。
座り心地の良いソファーでリラックスしながら、友人たちと翌日のスキーコースを話し合ったり、互いの近況を話したりすることができました。
地元新潟のメーカー「ブルボン」・「三幸製菓」のチョコレートや米菓といったおつまみも無料で頂け、チェックイン前の14時からまったり過ごせるのは嬉しいサービスです。
海外からのインバウンド客も多い妙高エリアですが、赤倉観光ホテルでは9割ほどが日本人という印象。
海外の方々には、大浴場やレストランのある大きなホテルより、自由度が高い一棟貸しのプライベートヴィラタイプの宿泊施設の方が人気なのかなと感じました。
チェックイン / チェックアウト手続きを行うフロントでは、ホテル自体が含まれる「赤倉観光リゾートスキー場」のリフト券や、隣接する「赤倉温泉スキー場」との共通リフト券を宿泊者割引価格で購入可能。
あらかじめリフト券を購入しておけば、ホテルからそのままスキーを履いてすぐにリフトにも乗れるので、お得なだけでなくとても便利です。
今回の滞在では翌朝のチェックアウト時に「赤倉観光リゾートスキー場」・「赤倉温泉スキー場」共通のリフト券を購入。
それぞれのスキー場の感想も滞在記後半でお伝えしたいと思います!
赤倉観光ホテルの客室
赤倉観光ホテルは1937年創業の老舗ホテルですが、海外からのインバンド客の増加や時代のモードに合わせて改築・リフォームや増築が施されています。
現在は「本館」に加えて、2009年築の「SPA&SUITE棟」・2016年築の「プレミアム棟」の3棟・69の客室があり、プール付きや露天温泉風呂付きなど、バリエーション豊かな部屋から選択可能。
今年の冬シーズンに赤倉観光ホテルを利用するのは2回目なのですが、前回(12月)は「SPA&SUITE棟」の「露天風呂テラスツイン」に宿泊しました。

お部屋の前に水盤が広がるハイグレードなスイートルームで、山々を望む絶景の露天風呂では源泉掛け流しの温泉を堪能することができます。
天候やタイミングによっては水盤越しに雲海を望むこともでき、さながら雲に浮かぶ天空の露天風呂気分が味わえるお部屋。
掛け流しの温泉が常にたたえられている露天風呂のお湯はやや熱めで、特に冬の寒い時期にはすぐに温まることができとても快適でした。
温泉を”源泉掛け流し”で楽しめる客室があるのは「SPA&SUITE棟」と「プレミアム棟」のみで、よりラグジュアリー感の高い滞在をしたい方におすすめです。
今回の滞在で宿泊したのは、本館の「温泉内風呂 デラックスツイン」。

本館3Fに2023年7月リニューアルオープンしたばかりの、新しいお部屋です。
このお部屋では内風呂で温泉に入ることができますが、源泉掛け流しではなくその都度給湯して入る「換水式」。
「温泉」のボタンを押すと15分ほどで浴槽にお湯が張られるというシンプルな方式ですが、入りたい時にすぐにすぐ入れないことと、1時間ほどで冷めてしまって入れ直す必要があることから、冬季には少し不便に感じました。
逆に夏の時期の滞在では、常時熱めお湯の源泉掛け流しよりも、ぬるめに温度調節のできる換水式の方が向いているのではないかと思います。
このように、客室によって「源泉掛け流し」と「換水式(お湯張り式)」と温泉の違いがあるのが赤倉観光ホテルの特徴のひとつで、滞在する季節や目的によってお部屋を選べるのも楽しいですね。
「温泉内風呂 デラックスツイン」の間取り・設備・備品・アメニティ
今回宿泊した、本館の「温泉内風呂 デラックスツイン」について、間取りや設備・備品・アメニティを紹介したいと思います!
「温泉内風呂 デラックスツイン」の間取り・設備・備品
温泉内風呂 デラックスツインは、室内面積50m²のワンルームタイプ。
シモンズのベッド(幅110cm)が2台設置してあり、ソファーベッドも利用することで最大3名まで宿泊可能です。

リビングスペースにはソファーとローテーブルが置いてあり、2面の大きな窓から雄大な景色をパノラマで眺めることができとても開放的。

窓の外には、ホテルの赤い屋根と雪景色、そして雄大な妙高の連山風景が広がっています。

サニタリースペースには洗面ボウルが2台あり、歯磨きなどの未仕度もスムーズに行える仕様となっています。

蛇口から出る水は妙高山の湧き水で、ひんやりまろやかな水をお風呂上がりに飲むこともできとても贅沢。
温泉のお風呂が楽しめる浴室にも大きな窓があり、木製の引き戸を開けると外の雪景色を望むことができました。

その他室内には、スーツケースなどを収納するバゲージラック・衣類を掛けるクローゼットや、テレビ・冷蔵庫・電気ケトル・加湿機能付き空気清浄機・ドライヤーといった家電が備えてあります。
スキー板やブーツは別途、部屋番号別に割り振られたスキーロッカーが「SPA&SUITE棟」の1F部分にあり、宿泊者は無料で利用可能。
チェックイン前後でも部屋番号のないロッカーを使用することができるため、宿泊当日からスキーを楽しみたい方も安心です。
温泉内風呂 デラックスツインの客室情報
- 部屋タイプ:洋室
- 定員:2〜3名
- 広さ:50㎡
- 設備:温泉(内風呂)・ウォシュレットトイレ・妙高山の湧き水
- 備品:テレビ・Wi-Fi・有線LAN・加湿機能付き空気清浄機・ヘアドライヤー・電気ケトル
- 喫煙:全室禁煙(プレミアム棟に喫煙所あり)
「温泉内風呂 デラックスツイン」のアメニティ
老舗の高級ホテルだけあって、アメニティ類も充実しています。
備え付けのシャンプー・トリートメント・ボディーソープは、ホテル内のSPA施設「アース スパ」で使われているオリジナルブランド。
上品な香りとなめらかな洗い上がりのトイレタリーシリーズは、気に入ったら本館1Fのショップでも購入可能です。
また、女性向けにはこちらもSPAで使用されている高級コスメブランド「エレメンタルハーボロジー」のクレンザー(化粧落とし兼洗顔)・美容液(化粧水)・乳液のミニボトルセット。
東洋医学とアロマセラピーを融合させ、肌に究極の栄養をもたらすことを目指したハイパフォーマンスのコスメシリーズがお試しできるというのは嬉しいです。
その他、歯ブラシセットからシェービングクリーム・アフターシェーブローションまで、男女共に細やかなアメニティーが揃っていると感じました。
バスタオル・フェイスタオルはお部屋に置いてあるもの以外に無料で追加も可能(フロントに連絡)。
館内着は浴衣・着物・スリッパがあり、羽織るタイプの着物を着用すれば館内のカフェテラスやアクアバー・和食レストランも利用できます(フレンチレストランはNG・館内大浴場などは浴衣でOK)。
飲み物はドリップコーヒーと日本茶ティーバッグが備えてある他、冷蔵庫に缶ビール・缶ハイボール・ワイン・コーラ・お茶・スポーツドリンク・ミネラルウォーターなどの飲み物が別途有料で置いてあります。
子供用の浴衣や歯ブラシといったアメニティはないため、子供連れの場合には普段使い慣れたパジャマなどを持参することをおすすめします!
温泉内風呂 デラックスツインのアメニティ
- タオル:バスタオル・フェイスタオル
- 衣類:浴衣・着物・スリッパ
- アメニティ:歯ブラシ・ハミガキ・ヘアブラシ・くし・シャワーキャップ・ヘアネット・綿棒・かみそり・シェイビングクリーム・アフターシェイブローション
- 女性用アメニティ:エレメンタルハーボロジーのクレンザー(化粧落とし兼洗顔)・美容液(化粧水)・乳液
17:00 大浴場で赤倉温泉と景色を堪能
夕食の前に、SPA&SUITE棟の3Fにある大浴場へ行くことに。

傾斜のある立地のため、本館の1Fから通路を渡るとSPA&SUITE棟の4F部分となり、大浴場に行くには階段を降りる形になります。
赤倉観光ホテルの温泉は、江戸時代に開湯された歴史ある温泉・赤倉温泉。
妙高山の中腹から自然噴出している天然温泉の源泉を1,819mの専用温泉管で引湯していて、49℃の源泉がちょうどいい温度になって流れ込むようになっています。
硫酸塩泉・炭酸水素塩泉・硫黄泉の3つ成分をあわせ持つ効能豊かな温泉は、湯冷めしくくく、皮膚炎や切り傷・美肌・血行促進に特に効能があるのだそう。
大浴場は男女それぞれに内湯と露天風呂があり、妙高の山々を一望する開放的なパノラマビューを楽しむことができます。

男湯にはドライサウナ、女湯にはドライサウナに加えてミストサウナも完備で、温泉とサウナを心ゆくまで堪能できるのが魅力。


(出典:赤倉観光ホテル)
また、洗い場と浴槽が別々の空間になっているので、洗い場のシャワー音などを気にすることなく静かに温泉に浸かってリラックスできるのも特徴です。
硫黄の存在感が強くて濃い温泉を、湧き出たそのままの状態の源泉掛け流しで堪能できる至福の時間。
温泉とサウナの後は、妙高山の湧き水で身体の中からミネラルチャージもでき、客室温泉だけでなく大浴場も利用して大正解の満足度でした。
温泉情報
- 源泉名:妙高山北地獄谷
- 泉質:含硫黄ーカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉
18:00 夕食:フレンチのコースディナー
程よくととのって温まったところで、夕食の時間です。
赤倉観光ホテルには、プレミアム棟の最上階にある洋食創作料理レストラン「アクアダイニング」・本館2Fのフレンチレストラン「メインダイニングルーム ソルビエ」・本館1Fの日本料理レストラン「旬菜 ダイニング白樺」と3つの食事処があり、予約の際に食事プランを選ぶことができます。
今回の滞在で選んだのは、フレンチレストラン「メインダイニングルーム ソルビエ」での正統派フレンチディナーコース。

厳選した素材の魅力を最大限に活かした本格的なフレンチフルコースを、格調ある雰囲気のレストランで頂きます。
ソルビエでのディナーコースは、「美食スタンダードディナーコース」とシェフおすすめのグレートアップディナー「スペシャルディナーコース」が選べ、後者ではお魚料理が一品多くてメインのお肉料理もグレードアップ。
今回はせっかくの機会なので、この「スペシャルディナーコース」を頂くことにしました。
並んだシルバーカトラリーの数がメニューの多さを物語っていて、わくわくします。

ちなみにレストラン名の「ソルビエ」はフランス語で、日本語に訳すと「ナナカマド」。
東北地方や標高の高い山岳地域に育つナナカマド、赤い実は雷鳥が好んで食べるのだそうで、秋には葉も赤く紅葉するため、妙高でも季節の風物詩として愛されている植物です。
美しい赤色のナナカマドのイメージは、赤倉観光ホテルの赤い屋根や内装に使われる深みのある赤にも通じるものがありますね。
赤倉観光ホテル スペシャルディナーのメニュー
赤倉観光ホテルのフレンチレストラン「ソルビエ」のコースメニューは、季節や仕入れ状況によって変わります。
3ヶ月前に宿泊した際にも同じフレンチコース「スペシャルディナー」を頂きましたが、今回(3月)は内容に変化が見られました。

参考までに、今回の宿泊で提供されたスペシャルディナーの内容を紹介したいと思います!
【前菜1】ホタルイカのコンフィ 日向夏・スナップエンドウ・菊のサラダ

【前菜2】新潟産カレイのフリット 菜の花のソース

【スープ】伝統のビーフコンソメスープ 又は セロリラブのブルーテ(←こちら)

【魚料理】舌平目のポーピエット クレオパトラ風
(変更メニュー:オマール海老+1,500円 / アワビ+2,500円)

【メイン肉料理(以下のうち1品選択)】
・黒毛和牛フィレ肉のポワレ エシャロットのコンフィを添えて マデラ酒ソース
・黒毛和牛フィレ肉のポワレ 特製和風ソース
・長野県産鹿肉のロースト 竹炭パン粉焼き ポワブラードソース 金柑のコンポート添え

メインは牛フィレ肉のポワレ(エシャロットのコンフィ添え)を選択、さらにアラカルトから「フランス産カモのフォアグラソテー トリュフ風味のリゾット添え」を追加で頂きました。

【デザート】軽いフロマージュのムース アニスの香りと共に

【食後】コーヒーと小菓子
蛍烏賊・鹿肉など北陸や信州の食材を中心に構成されたコースメニューで、妙高の味覚を繊細なフレンチで味わえるのが魅力。
このメニューに別途、ワインリストから食前酒・ワインを頼んでマリアージュを楽しみました。
また、食事と共に提供されるパンはレストランの厨房で焼き上げたもので、香ばしい小麦の風味と焼きたての食感が楽しめてとても美味しかったです。
自家製のパンがレストランで提供できるというのは、大型ホテルならではのサービスですね。
19:30 アクアバーで食後酒
上質なお料理を堪能した後は、SPA&SUITE棟の最上階にある「アクアバー」へ。
妙高の湧き水をたたえた大きな水盤越しに絶景を望む、赤倉観光ホテルのアイコン的な場所「アクアテラス」のすぐ横にあるバーで、夜はライトアップされ幻想的な雰囲気の中、ゆったりとした大人の時間が過ごせます。

ウイスキーが好きな方にぜひ試してもらいたいのが、妙高の湧き水を48時間かけてじっくりと凍らせて作る「赤倉の純氷」のオンザロック。
時間をかけて凍らせることで驚くほど透明な氷は、時間が経っても溶けにくくまろやかな口当たりで、ゆっくりとウィスキーを味わうことができます。
ラインナップ豊富なウィスキーに加え、アクアテラス水盤をイメージして作られたアクアバーオリジナルのカクテル「アクア」をはじめ各種カクテル・新潟ビール・シャンパン・ワインなどバラエティー豊かに取り揃えてありました。
21:00 客室温泉〜就寝
美味しいお酒と幻想的な景色で心地よいひと時を過ごしたら、お部屋に戻ってまた温泉タイムです。

客室の温泉風呂は換水式でその都度お湯を溜めなくてはいけませんが、しっかりと硫黄の香りのする本格的な温泉をお部屋にいながら気兼ねなく利用できるというのは贅沢。
温泉のお湯はほんのり白く濁っていてとろみがあり、とてもなめらかな肌触りで、さすが温泉に定評のあるホテルだなと改めて感じました。
湯上がりも身体の暖かさが長く続き、ベッドに入るまで足先までぽかぽか。
とても心地よく眠りにつくことができました。
8:00 朝食:和洋食ビュッフェ
赤倉観光ホテルでの朝食は、本館1Fの日本料理レストラン「旬菜ダイニング 白樺」での和洋食ビュッフェ。

広々としたビュッフェ会場にはすでにたくさんのお客さんがいましたが、座席をゆったりと配置してあるので窮屈には感じません。

食事の配置も動線がしっかりと確保してあり、ゆっくり選びながらお皿に盛ることができます。
栃尾の油揚げ・のっぺい汁・メギスじゃこ天といった新潟名物の食材をはじめ、焼き魚や煮物など豊富な種類の和食と、スクランブルエッグ・ポトフ・ピラフなどの洋食もバラエティー豊か。
夕食のフレンチでも感動した自家製のパンは、クロワッサンやデニッシュ系だけでなく、ハード系の種類も豊富でついついどれも食べたくなってしまいます。

そして赤倉観光ホテル名物・伝統のフレンチトーストはまさにここでしか味わえない逸品。
外はこんがり、中はしっとりと濃厚かつ優しい甘さのフレンチトーストにメープルシロップをかけて頂くと、口の中でとろけます。
フレッシュなカットフルーツや、新潟の深い雪に包まれて育った「雪下人参ジュース」など、朝の乾いた身体にぎゅっと染み込むビタミン素材も充実。
さらに驚いたのは、シャンパンやライチリキュールといったアルコールもフリードリンクで置いてあったこと。
シャンパンに合いそうなスモークサーモンやシーフードマリネ・生ハムサラダといったビストロメニューもちゃんと用意してあります。
〆には、こちらも赤倉観光ホテル名物のデリシャスカレー。
スパイシーでほどよい辛さが、これから1日を始める身体にパワーチャージしてくれます。
和食にするか、洋食にするか、シャンパンとおつまみ系を朝から頂くか・・・、どれも美味しそうなお料理で、選ぶのもとても楽しい時間でした。
丁寧に調理されたお料理をその時の体調や気分に合わせて食べられるビュッフェ、大型高級ホテルならではの幸せですね。
10:00 チェックアウト〜スキーへ
朝食と朝風呂を満喫し、心も身体もエネルギー満タンで身支度を整えたら、チェックアウトしていざスキーへ。
チェックアウト時に、赤倉観光リゾートスキー場と隣接する赤倉温泉スキー場の共通リフト券(1日券)を購入しておきます。
滞在中の荷物はフロントでクロークに預かってもらえるので、そのまま身軽にスキーへ出発することができます。

SPA&SUITE棟の一番下の階にあるスキーロッカーは部屋番号で割り当てられていますが、チェックアウト後でも番号の付いていないロッカーを利用可能。
標高1,000m・赤倉観光リゾートスキー場のど真ん中の立地ならではの「スキーイン・スキーアウト」のスムーズさは、日本屈指なのではないでしょうか。
赤倉観光リゾートスキー場

赤倉ホテルから直結の赤倉観光リゾートスキー場は、初心者コースから中級・上級・チャンピオンコースと9つのコースから構成されている大型のスキー場で、最長滑走距離はなんと4,500m。

初級40%・中級30%・上級30%の構成で、初心者から上級者まで楽しめるゲレンデには、それぞれ6つのリフト(トリプル1基・クワッド4基・ゴンドラ1基)で接続されています。
雪をフラットに整備したレギュラーコースだけでなく、パウダースノーをそのまま体感できる非圧雪コースも最上級者向けに用意してあり、さながらバックカントリーのようなワイルドな滑走が楽しめます。
ホテルを出るとまずメインスロープを下り、下から2番目のリフトでひとつ上の中級者コースに行くか、スキー場の一番下まで降りてゴンドラでさらに上まで行くか、選ぶことができます。
スキー場の一番下から2番目のリフトまでの間は初心者向けの「ホテルビギナーズコース」となっていて、小さな子どもが雪遊びやそり滑りができるちびっこ広場もすぐ近く。
ホテルから下まで降りるのも不安な超初心者の場合は、一旦車でスキー場下の駐車場まで移動するのがおすすめです。
また、フロントでの予約制でプライベートレッスンが受けられるスキースクールも開催されているので、スキーが初めてという方でも安心。
私たちは中級〜上級コースメインだったので、一番下から山頂まで一気に登れる「妙高高原スカイケーブル」を利用しました。
全長2,607mの妙高高原スカイケーブルは2024年10月にリニューアルされて6人乗りのゴンドラが採用され、とても快適に空中散歩を楽しむことができます。

標高1,300mのスカイテラスまでおよそ15分間ゴンドラに揺られ、そこからさらにリフトを乗り継いで山頂へ。
3月ということもあり雪は少し緩めでしたが、山頂付近まで登ると雪質は良好でした。
このホテルCコース上部からビギナーゲレンデの下までが4,500mのロングコースとなっていて、滑走時間は20〜30分ほど。
このスケール感を満喫するにはある程度のスキースキルが必要になるので、どちらかというと中級〜上級者向けのスキー場かなと感じました。
スカイテラスと、さらに上に行くためのリフト駅(ホテル第5リフト乗場)近くにはそれぞれレストランもあり、お昼休憩を挟みながら心ゆくまでスキーを楽しむことができます。
ちなみにホテル第5リフト乗場近くのレストランは支払いが「現金のみ」となっているので、ご注意を。
妙高高原スカイケーブル

ちなみにこの妙高高原スカイケーブルはスキーシーズンだけでなくグリーンシーズン(夏〜秋)にも運行していて、季節ごとに移り変わる景色をパノラマ空中散歩で楽しむことができます。
さらにペットの犬との乗車もでき、大型犬まで無料で乗車可能。
終点のスカイテラスには愛犬とテラスでくつろげるカフェもあり、大自然に囲まれた山頂エリアでのお散歩も爽快です。

山麓にあるゴンドラ乗り場の駐車場近くにはドッグランも新設され、夏〜秋にかけて愛犬とのお出かけにもおすすめのスポットです!
施設情報
赤倉観光リゾートスキー場
住所:〒949-2102 新潟県妙高市田切216 Map
TEL:0255-87-2503
- 営業期間:12月中旬〜3月末(積雪状況によって変動)
- 営業時間:8:30~16:00
- リフト券:4時間券5,400円 / リゾート1日券7,000円 / 2日(連続)券12,300円など
- レンタル:各種あり(詳しくはこちら)
妙高高原スカイケーブル
住所:〒949-2102 新潟県妙高市田切216 Map
TEL:0255-87-2503
- 運行期間(グリーンシーズン):7月中旬〜11月初旬(年によって異なる)
- 運行時間:平日 8:00~16:00(上り最終15:30) / 土日祝 8:00~16:30(上り最終16:00)
- 料金:
・大人(中学生以上) 往復2,500円 / 片道 1,900円
・子供(小学生) 往復1,500円 / 片道 1,200円
・未就学児とペットは無料(大型犬可)
赤倉温泉スキー場
赤倉観光リゾートスキー場のすぐ隣に位置する赤倉温泉スキー場へは、リフトを乗り継いで行くことができます。

こちらも17のコースを有する大型のスキーリゾートですが、そのうち11のコースが初心者コースなので比較的穏やかに滑りたい人向け。

広いスキー場内の各ゲレンデは14のリフトで接続されていて、好みのコースを選んで滑ることができます。

初心者にも安心の、「板を持って乗れる・下りでも乗車できるリフト」があるのも嬉しいポイントで、自分のペースでゆっくりと練習をしたい人にもおすすめ。
上級者だけのグループだと少し物足りなさを感じるかもしれませんが、中級者向けの長いパノラマコースや非圧雪のエリアなど、バリエーションも豊かで家族連れにも人気です。
メインのパノラマコースは夜間ライトアップされ、21時までスキーやスノーボードを満喫できるのも魅力。

3月はもうシーズン終盤ということで標高が低めの赤倉温泉スキー場では雪質が若干緩い印象だったので、雪のコンディションを考えると1月〜2月のほうがおすすめかなと思います。
妙高杉ノ原スキー場
滞在3日目には、妙高杉ノ原スキー場へ。

このスキー場の最大の魅力は、高低差1,124m・最大滑走距離約8.5kmのロングコースで、緩斜面と急斜面を繰り返す開放的なワイドコースで気持ちの良い滑走ができること。

山頂付近では3月でも良好な雪が残り、パウダースノーの非圧雪も楽しめました。
16のコースのうちおよそ80%が初級〜中級向け、小学生までの子どもはリフト券無料など、家族連れにも優しいゲレンデで、
8人乗りのゴンドラは全長3,074m、山頂から麓までノンストップで滑走するロングコースは、「白樺コース」・「ブナの木コース」といった木々に囲まれた道に分岐したり、よりスリリングなコースに立ち寄ったりと、雪上のお散歩気分でとても気持ちよく滑ることができます。
旧型のゴンドラのため、ここ数年人気の「カービングスキー」の板幅に対応しておらず、スキー板がホルダーに入らない場合があるのが少し残念。
カービングスキーがより主流になると、スキーホルダーも変更されるのではないかなと期待しています。
以上、新潟県妙高市で、スキーイン・スキーアウトでスキーリゾートが満喫でき、源泉掛け流しの大浴場や客室温泉で癒される赤倉観光ホテルでの滞在を、施設紹介とスキー場の感想も含めてお伝えしました!
冬のスノーシーズンだけでなく、夏の避暑地として、そして紅葉の季節など、四季を通じて魅力いっぱいの妙高へのお出かけの参考にして頂けたら幸いです!
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