瑠璃浜

ホテルや旅館とは違ったプライベート感が高くラグジュアリーな滞在が楽しめることから人気が高まっているヴィラタイプの宿泊施設。

日本三景のひとつ・天橋立エリアにもプライベートヴィラタイプの宿泊施設が多くありますが、中でもリピート率No.1というプライベートプールと客室温泉付きのヴィラ・天然温泉＆プライベートSPA 瑠璃浜に友人家族と宿泊してきました！

※記載内容は宿泊時のものとなり、プランやサービス内容・利用料金は変更される場合があります。公式サイト・予約サイトからご確認ください。また、掲載写真は公式HPからの転載も含んでいます。

プールと客室温泉付き「瑠璃浜」宿泊滞在記

今回の宿泊先に選んだのは、日本三景・天橋立と”日本のヴェネチア”とも呼ばれる伊根の舟屋のちょうど中間あたりに位置する、瑠璃浜（るりのはま）。

観光にも便利な立地な上に、1棟貸しのプライベートヴィラでプールと温泉がついているラグジュアリーさ、リピート率No.1という口コミの良さに惹かれて予約しました。

海の京都とも呼ばれる穏やかな宮津市に6タイプ・18棟ものプライベートヴィラを展開している瑠璃浜の客室群の中でも、今回はそのアイコン・最も人気の高い「瑠璃浜」のヴィラに宿泊したので、その宿泊滞在記を記したいと思います！

瑠璃浜へのアクセス

瑠璃浜が位置するのは、天橋立駅から車で25分・天橋立の北岸からは車で7分の海沿いエリアで、海から1本通りを入った閑静な立地です。

車の場合、京都縦貫自動車道の与謝天橋立I.C.から20分ほどの距離。

公共交通機関で到着する場合には、天橋立駅からレンタカー・タクシー、もしくは3日前までの予約で無料の送迎サービスも利用可能（天橋立駅14:45発のみ）です。

今回は車だったので、のんびりとドライブを楽しみながら向かいます。

瑠璃浜は食事付きプランの場合でも自由に食材や飲み物が持ち込めるのが嬉しいポイント。

宮津の道の駅や天橋立ワイナリーなどに立ち寄り、滞在中に楽しめるおつまみやお酒の調達もばっちりです。

夏限定・ウミアソビプラン

今回、友人家族と子供連れで申し込んだのは、夏限定の「ウミアソビプラン」。

素泊まりとほぼ変わらない金額で、6種類のアクティビティが無料で体験できるというものです。

通常26,400円分の体験が、素泊まりがついて20,900円で体験できるとてもお得なプランです。

しかも、それぞれ別で予約するのは結構面倒ですが、このプランなら全部セットになっているのでとってもお手軽。

海の京都で夏を満喫するのにぴったりのプラン、1日目と2日目に分けて体験が可能とのことで、初日はチェックイン前に「バナナボート」と「ビッグフロート」を体験します！

13:30 海でのマリンアクティビティ

宮津の海を爽快かつダイナミックに楽しめる「バナナボート」と「ビッグフロート」。

（出典：瑠璃浜）

体験申し込みできるのは、宿泊先の瑠璃浜からすぐ近くの「マリントピアマリーナ」です。

ボートなどがたくさん停めてあって海の雰囲気満載のマリントピアマリーナで、簡単なレクチャーを受け、ライフジャケット（子供用も有り）を着用していざ出発・・・！

どちらもモーターボートで引っ張ってもらうタイプのスリル満点なアクティビティ、特にバナナボートはひっくり返って水浸し・・・までがセットみたいなものなので、身体全身で海を感じることができてとっても楽しかったです！

ビッグフロートも、安定感はあるものの、「えっ、そこで曲がる？！」という絶妙のカーブでボートを運転してくれるのと、思ったよりずっとスピード感もあり、まるでジェットコースターのように絶叫してしまいました。

どちらも15分づつの体験コースですが、着替えたり砂浜まで移動したりという時間もあって、1時間以上は海でのアトラクションを楽しみ大満足の滞在スタートです！

（旦那たちは、どうしてもウェイクボード体験がしたいとのことで、追加で申し込んでおりました・・・）

ずぶ濡れになっても大丈夫、ちゃんと温水シャワーや更衣室もあるので、一旦着替を済ませてからチェックインに向かいました。

※ずぶ濡れ必至なので、濡れてもいい服装や水着・タオルの準備はお忘れなく！

15:00 チェックイン

瑠璃浜はのチェックインは15時からで、ちょうど体験が終わって着替え終わったらちょうどいい時間になりました。

チェックイン場所は、瑠璃浜から歩いてすぐの場所にある「瑠璃浜アクティビティセンター」。

とりあえず車でそのままアクティビティセンターまで向かい、鍵を受け取ってからお部屋に向かいます。

到着すると、建物の横にもチェックイン場所の案内がありました。

瑠璃浜の敷地内には、黒い高級感のある建物が6棟並んでいて、重厚で落ち着いた雰囲気で、一見するとプライベートプール付きのヴィラというよりは旅館のような趣です。

建物前には車２台分の駐車スペースがあるので、複数家族でも問題なく車を停めることができました。

瑠璃浜の間取り・備品・アメニティ

エントランスを通り、室内に入るとそこは外観からは想像できないような、和モダンな雰囲気の洋和室です。

（出典：瑠璃浜）

天井が高いリビングは広々としていて、大きな窓からプライベートプールのある中庭を見渡すことができ、とても開放的。

瑠璃浜の間取り

間取りは洋室のベッドルームと和室が2部屋の3LDKで、基本の最大定員は6名。

寝室にはベッドが2台設置してある他、和室でお布団を敷いて寝ることもできる仕様で、和室の扉を開けるとリビングの続きのように部屋を広く使うことも可能です。

7名以上でも、+6,600円 / 名で利用可能とのことで、寝室が分かれているため3世代家族やグループでも気兼ねなく宿泊できそう。

屋外のプールサイドにはBBQグリルやアウトドアダイニング・ガーデンベッドチェアを備えたテラスがあり、屋外でも気持ちよく過ごせるようになっています。

（出典：瑠璃浜）

プールのある中庭はぐるっと塀で囲ってあるので完全にプライバシーが確保され、他の人を気にすることなくプライベート空間でリラックスして過ごせるというのが嬉しいですね。

瑠璃浜の備品

瑠璃浜にはシステムキッチンが備えてあり、電子レンジ・湯沸かしポットといった家電や調理器具・食器などもひととおり揃えてあります。

素泊まりで食材を持ち込んで自由に料理を楽しむもよし、BBQグリルをレンタルして自由にアウトドアクッキングを楽しむもよし、手軽な食事付きプラを満喫するもよし・・・、備品が充実していて自由度の高い滞在ができるのも魅力のひとつです。

忘れ物や買い足したいものがある場合も、車で2分 / 徒歩10分ほどの場所にファミリーマート宮津日置店（24時間営業）があるので安心感ありますよ！

パジャマはフリーサイズなので、女性や子供は身体に合ったくつろぎ着の持参をおすすめします。

瑠璃浜のアメニティ

アメニティのシャンプーやボディソープは、肌に優しいオーガニックの「Holly Botanical（ホーリーボタニカル）」が使われていました。

インドで「不老不死」とも呼ばれる不思議なハーブ・ホーリーバジルなど12種類の天然成分を配合した自然派コスメで、大手通販などでも人気の高級ブランドが使えて嬉しいです。

自由に使えるキッチンや調理器具があって別荘のような滞在ができるだけでなく、ホテルライクなアメニティもそろえてあり、最低限の荷物で快適な宿泊ができますよ。

瑠璃浜シリーズには、今回泊まった瑠璃浜を含め、6タイプ・18棟の客室温泉＆プライベートプール付きのヴィラがあり、全て天橋立エリアに点在しています。

（出典：瑠璃浜）

プールの形もさまざまで、犬同伴可能なヴィラやジャグジー付きのヴィラなどそれぞれに個性があるので、比べてみるのもおすすめですよ。

15:30 プール遊び

暑い季節、子供達も楽しみにしていたプライベートプール。

プールを思い切り満喫したくて15時チェックインしたと言っても過言ではありません。

円形のプールはタイル張りでとってもおしゃれで直径8mの広々サイズ。

角がないデザインは家族が場所を選ばず腰掛けることができて思った以上に快適です。

プールの中には段差が設けてあって、小さな子供でも安全に水遊びができるよう配慮してあり、一番深いところでも100cmくらい。

プールで遊ぶ子供達を見守りながら、プールサイドのリクライニングチェアベッドに寝そべると、太陽の光も気持ちよくてバカンス気分満載でした。

リビングからも大きな窓と開口部からプールを一望できるので、飲み物やタオルを取りに室内に入っても子供に目が届いてとても安心感があるのも嬉しいポイントです。

17:00 客室温泉「赤湯」を堪能

客室で好きな時に入れる温泉も楽しみのひとつ。

BBQの後でゆっくり入ろうと思っていたのですが、プールで少し体が冷えたので温かいお湯につかりたくなり、温泉に入ることにしました。

温泉というとずっと溜めてあるお湯を循環してあるイメージですが、瑠璃浜の温泉はその都度入れ替える完全換水。

新鮮で清潔な温泉に入れるので安心感とプライベート感があり、まるで自宅で温泉に入れているかのような贅沢感を味わえます。

「赤湯」というだけあって、レンガを溶かしたような独特のお湯の色にまずは驚き、入ってみてさらにびっくり。

口元に触れるとかなりしょっぱさを感じます。

この赤湯の温泉、地下で湧き出た時には無色のお湯が、鉄分を多く含むために空気に触れると酸化して茶色く変色するのだそう。

そして、海水と同じくらいの塩分濃度があるため、高い殺菌効果と保温効果が期待できるのだとか。

子供と一緒に入浴できる広々サイズの浴室で、それぞれの家族がゆっくりと入浴を楽しめました。

浴室は大きなガラス窓で囲われていて裏庭の景観が楽しめ、まさに貸切の温泉気分が味わえます。

全国的にも希少な赤湯でしっかりと温まったら、プールサイドで外気浴・・・、とても気持ちの良いリラックスタイムを過ごせました。

18:00 BBQディナー

プールと温泉を満喫したら、お待ちかねのディナータイム。

今回予約した「夏限定・無料のマリンアクティビティ付きのプラン」は素泊まりプランですが、予約時に夕食のBBQプランと朝食を追加することもできます。

黒毛和牛のステーキや活きアワビといった高級食材が入っているのはポイント高いです。

さらに、ポークもチキンもサラダもまんべんなく味わえて、スキレットの料理もBBQグリルに載せておくだけでぐつぐつ本格的なお料理に仕上がるのでとってもお手軽。

この日のスキレットはお魚のアクアパッツァとアヒージョで、魚介もたくさん食べられて嬉しかったです！

子供達には、子供用のBBQセットを予約。

子供達用には別で焼きおにぎりやデザートのアイスクリームなどを持参していたのですが、大人の和牛ステーキやカレー焼きそばなども一緒に美味しく食べれていて、量も充分に感じました！

ちなみに、子供用には、オムライスやエビフライ・ハンバーグなど子供が好きそうなものがぎっしり詰まった「キッズプレート｜2,750円」も選ぶことができます。

また、素泊まりで自由に食材を持ち込んでBBQを楽しみたい場合には、予約の際にBBQコンロレンタル（+5,000円）をお忘れなく。

持参したビールやワインで乾杯をし、大人はのんびりとおしゃべりを楽しみながらBBQを楽しみ、食べ終わった子供達はライトアップされたナイトプールに足を浸して遊んだりと各々自由に過ごすことができました。

プールサイドには焚き火ができるファイヤーピットも設置してあり、揺れる炎とパチパチと木が燃える音・薪の香りがアウトドア感をさらに演出してくれて、別荘に滞在しているような贅沢な感覚に。

見上げる夜空も美しく、忘れられない夜になりました。

22:00 温泉〜就寝

BBQと焚き火を存分に楽しみ、ナイトプールでも遊んだところで、本日2回目の温泉タイム。

いつでも好きな時に温泉に入れるのは本当に嬉しいですね。

塩分濃度の高い赤湯で足の先までしっかり温まり、子供達もシャワーですっきりと汗を流してから就寝です。

大人たちはその後も居心地の良いリビングでおしゃべりに花を咲かせたことは言うまでも有りません・・・。

7:00 起床〜温泉

朝起きて、各々また温泉に入ります。

子供達はプールで遊びたそうでしたが、さすがに朝のプールは水が冷たく、温泉から出た旦那たちに連れられて海辺の散歩へと出かけました。

近隣には瑠璃浜の別施設や、ペットのわんちゃんと泊まれるヴィラなども点在しているようで、犬を連れてお散歩をしている人もちらほら見かけたそう。

最近は犬と一緒に旅行も楽しめるようになって、わんちゃんと一緒にラグジュアリーな滞在ができるなんて素敵だなぁと思いました！

9:00 ローストビーフサンドの朝食

素泊まりプランでも、3種類の朝食からひとつ選んで追加することができます（一律+1,650円）。

洋朝食「ローストビーフサンド」

朝からエネルギーチャージできそうな、ボリュームたっぷりのローストビーフサンドとサラダ・ヨーグルトのセット。

和朝食「地魚の干物入り朝食」

地元で水揚げされたお魚の干物と、卵焼きや煮物などいろんな具材を少しづつ楽しめる和朝食・地魚の干物入り朝食。

和朝食「地魚の茶漬け」

新鮮なお刺身をお茶漬けでいただく和朝食・地魚の茶漬けも、朝の身体にすっと染み込み美味しそうな朝ごはん。

今回選んだのは、「ローストビーフのハンバーガー」。

プールサイドのアウトドアダイニングで、朝の気持ちの良い空気を感じながらの朝食は最高でした！

子供用の朝食も、予約時にキッズプレートに加え大人と同じ3種類から選んで追加が可能です。

10:00 再びプール遊び

瑠璃浜のチェックアウトは、普通のホテルの10時より1時間遅い11時。

この1時間を利用して、子供達は温まってきたプールで再び水遊びを始めました。

温泉・プール・BBQ・焚き火と、滞在中にいろんなことができるので、少しでも長く滞在していたい！と思える施設です。

11:00 チェックアウト

チェックアウトギリギリの11時までしっかりと楽しみ、名残惜しく瑠璃浜を後にしました。

でもウミアソビプランはまだ終わっていません！

この後、ウミアソビプランの残りの体験をしに再びマリントピアマリーナに移動します。

11:30 ウミアソビ体験の続き

前日に「バナナボート」と「ビッグフロート」を体験したので、2日目は「シーカヤック」「SUP」「宮津湾クルージング」「陸釣り」にチャレンジします。

シーカヤック・SUP

シーカヤックとSUPは、それぞれ体験時間が50分。

両方体験すると少し時間がかかってしまうので、子供＆お父さんでシーカヤック、母たちはSUPの体験をそれぞれ行うことにしました。

前日同様、インストラクターさんのレクチャーを受け、ライフジャケットを身につけてスタート。

初体験のSUPは思ったよりもバランスを取るのが難しくて、立つので精一杯・・・！という感じで、ほとんどボードの上に座って波に揺られていました・・・。

丁寧にコツを教えてもらって、なんとか立って進めるようになるくらいまではなったかな、くらいで体験時間終了となりましたが、憧れていたSUPが体験できたのはいい経験でした。

結果として、SUPのほうがずぶ濡れ、カヤックは安定感があってほとんど濡れることなく帰ってきていました。

宮津湾クルージング

天橋立を海から眺める贅沢な体験ができる、宮津湾クルージング。

穏やかな宮津の海を30分間クルーザーで遊覧できるプランで、これも普段乗ることのないサイズの船に乗れてとてもワクワクしました。

海の上から天橋立を真横に眺める、という体験もさることながら、忘れられない体験になったのが「カモメの餌やり」。

かっぱえびせんをカモメにあげる、という体験なのですが、思った以上にカモメさんたちが集まってきて、子供達も大喜び。

間近で見るカモメは迫力満点でした！

陸釣り体験

最後に挑戦するのは、「陸釣り体験」。

マリントピアマリーナから車で30分ほど海沿いを南下したところにある「宮津ハーバー」という施設での釣り体験です。

海の上にせり出した広いデッキのような桟橋で、魚釣りにチャレンジです。

釣竿も餌も用意してもらえるので、手ぶらで釣りが楽しめるのが嬉しいポイント。

初心者の私たちは、竿の持ち方やリールの巻き方、針の付け方など、初歩の初歩から丁寧に教えてもらって、憧れの釣り体験をすることができました！

1時間の体験で釣れたのは、小さいアジ・イワシと、キス。

全く釣れないことも覚悟していたので、思った以上の釣果に一同大満足でした。

楽しい海での体験とプール＆温泉のラグジュアリーな滞在で、とても充実した夏休みの思い出づくりができました！

13:30 レストランCielo（チェーロ）で昼食

宮津湾クルージングから戻ったタイミングで、マリントピアマリーナ近くのイタリアンレストラン「Cielo（チェーロ）」でちょっと遅めのランチを楽しみました。

海を一望するガラス張りの明るい店内で、本格イタリアンと地中海料理がいただけるレストランです。

大人はランチのパスタセット・ピザセット・メイン料理セットをそれぞれチョイス、子供達はキッズセットのパスタとピザを注文。

（出典：Cielo）

自家農園で作った無農薬野菜を使ったサラダやスープがとても美味しく、パスタもピザも本格的なお味で、しっかりデザートまで頂きました。

このお店はディナーもやっているそうなので、この近くのヴィラに素泊まりで泊まって夜は海を眺めながらワインと地中海料理を楽しむのもおすすめです！

---

以上、天橋立エリアでプライベートプールと客室温泉付き、リピート率N0.1のプライベートヴィラ「瑠璃浜」の宿泊記と、宮津の海を遊び尽くす「ウミアソビプラン」体験記をお伝えしました。

日本三景の天橋立や伊根の舟屋の観光にもとても便利な立地の瑠璃浜、宿泊先選びの参考にしていただけたら幸いです！