【犬旅】グランピングヴィレッジ富士河口湖

ここ数年、わんちゃんと一緒に宿泊できる施設が続々と増えてきて、「旅行のために犬をペットホテルに預ける」という機会も減り、愛犬と一緒に休日を楽しめるようになりました。

我が家も愛犬を連れて友人家族とお泊まり旅行をするのが、毎年恒例のお楽しみ。

今年はどこに泊まって楽しもうか？と計画するのもとても楽しい時間です。

今回の旅行先に選んだのは、富士山の雄大な景色と大自然が満喫できる、富士五湖エリア。

中でも、湖でのアクティビティや開放的な景色が楽しめて人気の河口湖近くで、プライベートドッグラン付きのプライベートヴィラのあるグランピングヴィレッジ富士河口湖に泊まってきました。

そこで今回は、客室温泉やサウナも楽しめるラグジュアリーなヴィラでの滞在を宿泊記として記したいと思います！

※記載内容は宿泊時のものとなり、プランやサービス内容・利用料金は変更される場合があります。公式サイト・予約サイトからご確認ください。また、掲載写真は公式HPからの転載も含んでいます。

愛犬と楽しむ「グランピングヴィレッジ富士河口湖」宿泊滞在記

同い年の子供を持つ友達家族と一緒に毎年旅行を企画するのが10年来の楽しみで、毎年欠かさずどこかしらへ旅行へ出かけています。

去年からは我が家に犬という家族が増え、おのずと宿泊先も「犬が泊まれる施設」に限定される中、

• 互いの自宅からのアクセスが良いこと
• 快適であること
• 子供が喜ぶこと
• 温泉が楽しめること
• 犬がくつろげること
• 食事が美味しいこと
• プラスアルファの体験ができること

などを鑑みて今回の旅先に選んだのはグランピングヴィレッジ富士河口湖。

関東エリアに住む友人家族と、東海エリアに住む我が家のどちらからもアクセスしやすく、富士山のふもとで自然を感じながらもラグジュアリーな滞在が楽しめそう！ということで選びました。

グランピングヴィレッジ富士河口湖へのアクセスや設備・アメニティ、滞在中に楽しかったことや犬と楽しめる周辺施設など記していますので、河口湖エリアで愛犬と過ごせる宿探しの参考にしてみてくださいね！

グランピングヴィレッジ富士河口湖へのアクセス

グランピングヴィレッジ富士河口湖が位置するのは、山梨県南都留郡鳴沢村。

車の場合は中央自動車道経由で東京や静岡方面から約90分、最寄りの河口湖ICを出てから約15分です。

公共交通機関で向かう場合、首都圏ではバスタ新宿・東京・渋谷・大宮・池袋・横浜・成田空港などから、その他エリアも三島・静岡・飛騨高山・名古屋・京都・大阪などから「河口湖駅」行きの高速バス」が運行しています。

例えばバスタ新宿から河口湖駅までは約2時間30分。

河口湖駅で高速バスを降りたら、「鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス」に乗り換えて「道の駅なるさわ」下車、バス停から徒歩15分です。

「道の駅なるさわ」には山梨県産の果物や野菜・お土産に加え、地酒や甲州ワインやパンなども販売しているので、車で向かう場合も立ち寄ってみるのがおすすめ。

グランピングヴィレッジ富士河口湖は食事付きのプランでも食べ物・飲み物の持ち込みは自由なので、私たちも甲州ワインやクラフトビール・富士山サイダーなどご当地の飲み物や信玄餅などのお菓子・山梨県産の果物などを購入しました。

ちなみに、河口湖ICからグランピングヴィレッジ富士河口湖の間にスーパー「マックスバリュ富士河口湖店」とホームセンター「DCM 河口湖店」が隣り合ったショッピングセンターもあるので、持ち込みBBQ用の食材や焚き火用の薪の買い出しなどにも便利。

グランピングヴィレッジ富士河口湖には宿泊者用の無料の駐車場があり、荷下ろしの際にはそれぞれの宿泊棟横まで車を入れることが可能なのでたくさん買い込んでも安心です！

12:00 フォレストアドベンチャー・フジ

今回せっかく自然豊かな河口湖エリアに来るということで、宿泊先に向かう前にフォレストアドベンチャー・フジに立ち寄りました。

フォレストアドベンチャーは森の中でのアスレチックが楽しめる「自然共生型アウトドアパーク」で、子供から大人まで木の上のスリリングな冒険体験ができる施設。

小学1年生から楽しめる時間制の「トレックコース」やよりスリリングな体験ができる小学4年生以上対象の「エキサイトプラン」など、様々な楽しみ方ができるのが特徴で、今回わたしたちは「90分のトレックコース」にチャレンジしました。

それぞれの家族から大人1人と子供1人が参加、残りの大人と犬は下で写真や動画を撮りながら一緒に移動を楽しみます。

アスレチックの下も坂道や小道が続いていて、わんちゃんのお散歩にもちょうどいい雰囲気。

スタッフの皆さんも犬に優しくて、アスレチックで遊んでいないのに下でわんことコースを追いかけるだけでもとても楽しく気持ちの良い時間を過ごせました。

レベルの異なる11種類のコースのうち、90分のプランだと5〜6コースが体験できるということでしたが、子供たちはまだまだ遊びたい様子で、楽しく体を動かせて何よりです。

15:00 チェックイン

たくさん遊んで1年ぶりに再開した子供同士も打ち解けたところで、宿泊先のグランピングヴィレッジ富士河口湖へ。

フォレストアドベンチャー・フジからは車で15分ほどの距離です。

まずは、宿泊者専用の駐車場に車を停めてチェックイン。

管理棟にはアメニティーや部屋着など、必要なものを各自選べる「アメニティバー」があり、それぞれ必要なものを選びます。

歯ブラシやコットンセットなどのアメニティだけでなく、ドリップコーヒーや紅茶・お茶菓子まであって感激。

一旦車に戻り、宿泊棟まで荷物を降ろしに車で向かいます。

荷物を下ろしたら車は駐車場に戻す必要がありますが、荷下ろしですぐ横まで車で行けるのは嬉しいですね。

愛犬同伴専用 デラックスヴィラの間取り・設備・備品・アメニティ

グランピングヴィレッジ富士河口湖には、大きく分けて4タイプの宿泊棟がありますが、今回の宿泊で選んだのは、デラックスヴィラというプライベートヴィラタイプのお部屋。

【愛犬同伴専用】デラックスヴィラの間取り

デラックスヴィラは6角形の建物をを3つドッキングさせたような個性的な形のヴィラで、屋外のウッドデッキの先にはプライベートガーデンが広がっています。

６棟のデラックスヴィラのうち3棟の犬同伴専用デラックスヴィラの庭は、柵で囲われた”プライベートドッグラン仕様”で、広い庭で愛犬を自由に遊ばせてあげられるのが特徴。

犬のサイズや頭数の制限なく、犬の宿泊料の追加料金もないので、多頭飼いやわん友さんとの宿泊でも安心です。

3つの建物が繋がったような不思議な作りの室内は、ゆとりのある広さのリビングからキッチン・ダイニングへ奥行きのある空間が広がっています。

梁が剥き出しになってところどころ高さの異なる天井はログハウスのような雰囲気でアウトドア感もあり、非日常感満載。

ベッドルームにはドアがついていて、2部屋に分かれ、自然光が差し込む心地の良い空間です。

今回の滞在でこのデラックスヴィラを選んだ理由がこの、ベッドルームが2つあること。

グランピングヴィレッジ富士河口湖で最大で6名まで宿泊できるのはこの「デラックスヴィラ」と富士山ビューの「スイートヴィラ」ですが、ベッドルームが別々になっている方が複数家族で気兼ねなく過ごせそう、ということでこちらを選びました。

また、サウナと温泉に入れる浴室も同じヴィラの中にあるため、移動が少なくて済むのも嬉しいポイント。

ドッグランの手前には屋根付きのBBQスペースがあり、天気が良ければウッドデッキで開放的に、雨や寒い日には窓を閉めて使うこともできる全天候型となっています。

【愛犬同伴専用】デラックスヴィラの備品

デラックスヴィラには、快適に過ごすためのエアコンが各部屋に設置しあるほか、リビングには揺れる炎にも癒される壁掛け式のガス暖炉も備わっていて、寒い季節でも快適に過ごせそう。

また、冷蔵庫や電子レンジといったキッチン家電やミニキッチン、調理器具も揃っているので、自由に自炊をして過ごすことも可能です。

2ドアの冷蔵庫は冷凍室も広々で、アイスクリームやロックアイスなどがゆとりで入れられるのも嬉しいですね。

オプションでBBQコンロをレンタルすれば食材を持ち込んでのBBQももちろんOK。

食器も必要な個数が揃えてあり、宿泊施設としては珍しくワイングラスも置いてあるので、甲州ワインもより美味しく頂けますよ。

また、屋外デッキにはグランピングの醍醐味・焚き火台も設置してあり、管理棟で薪も購入可能です（薪の持ち込みもOK）。

愛犬同伴専用のヴィラにはサークルやトイレトレー＆シートなど犬用グッズもちゃんと用意してあるので、持っていく荷物も最小限で大丈夫です。

ベッドに乗せて添い寝はNGということだったので、今回はうちのわんこがいつも使っているペットベッドを持参しました！

【愛犬同伴専用】デラックスヴィラのアメニティ

デラックスヴィラには、「DHCのオリーブゴールドシリーズ」のクレンジングやミルキージェルなどの基礎化粧品が置いてありました。

こだわりのオリーブオイルを使った肌に優しく潤いを与えてくれるシリーズで、無着色・パラベンフリー・天然成分配合なので肌の弱い人でも安心して使えるのが嬉しいです。

コットンセットや歯ブラシ・ヘアブラシなど細かなアメニティは管理棟のアメニティーバーで各自が選んでお部屋に持ってくるエコスタイル。

身体を洗うボディータオルも備えてあり、宿泊に必要なものは十分用意してあると感じました。

ナイトウェアは管理棟に大人用と子供用がそれぞれ用意してありましたが、フリーサイズなので女性や子供は着慣れたパジャマや部屋着を持参するのも良いと思います！

ちなみに、サウナや温泉を何度も利用する場合には追加でタオルセット（バスタオル・フェイスタオル）のレンタルもできますよ（有料：100円）。

グランピングヴィレッジ富士河口湖の宿泊棟

グランピングヴィレッジ富士河口湖では、60,000㎡という広大な敷地に大きく分けて4タイプ・30棟もの宿泊棟が立ち並んでいて、全てプライベートサウナと客室温泉が付いたラグジュアリー仕様です。

今回宿泊したデラックスヴィラは6棟あり、そのうち3棟が「愛犬同伴専用」。

それ以外の宿泊棟にもそれぞれプライベートドッグラン併設で愛犬と泊まれる棟があって、それぞれに魅力的なので簡単に紹介したいと思います！

スイートヴィラ（4+3棟）

（出典：グランピングヴィレッジ富士河口湖）

グランピングヴィレッジ富士河口湖の中でも、特に「富士山ビュー」が満喫できるプライベートヴィラ、スイートヴィラ。

2LDKで最大定員6名のスイートヴィラは全部で7棟あり、うち3棟がドッグラン付きで愛犬同伴専用となっています。

スイートヴィラの特徴はなんといっても富士山の眺望。

天井が高くガラス張りのリビングや屋外デッキ・サウナ・温泉など、滞在中いろんなところから絶景の富士山を望むことができる特等席です。

寝室が1室なので、家族やカップル・仲の良いグループでの宿泊におすすめ。

森のガーデンドーム（4+3棟）

（出典：グランピングヴィレッジ富士河口湖）

背の高い針葉樹に囲まれ、森の中に溶け込むように点在する森のガーデンドーム。

グランピングで人気のドームテントで非日常感とアウトドア感を感じる滞在ができるのが特徴で、全7棟のうち3棟がプライベートドッグラン付きで愛犬同伴専用です。

天井が高く大きな窓から外の景色が見渡せるドームテントにはシングルベッドが2台設置してあり、最大定員は5名。

ベッドが少ない分部屋が広く使えるので、夫婦やカップル・小さな子供連れにおすすめです。

食事棟とサウナ・温泉・トイレ棟はドームのすぐ横に併設してあるので、プライベート空間で快適に過ごせますよ。

ネイチャードーム（5+5棟）

（出典：グランピングヴィレッジ富士河口湖）

自然に溶け込み、開放的な眺めが楽しめるネイチャードームは、10棟のうち5棟がプライベートドッグラン付き。

夜にはイルミネーションで幻想的に飾られた木々を眺めながら、アウトドア感とラグジュアリー感の高いグランピングが楽しめます。

こちらも食事棟とサウナ・温泉・トイレ棟が併設してあり、小さな子供連れやアウトドア初心者でも安心。

最大宿泊人数は5名、シングルベッド4台を備えているのでグループや家族での利用におすすめです。

このように、滞在タイプや宿泊人数に応じて宿泊棟を選べ、それぞれ犬とも一緒に泊まれるのがグランピングヴィレッジ富士河口湖の魅力。

それぞれのヴィラやドームテントはゆとりのある間隔を設けて設置してあるので、人目を気にすることなくプライベート感の高い滞在が楽しめます。

サウナや温泉・ファイヤーピットなどラグジュアリーな設備は同様に備えてあるので、季節によってドームテントでのグランピングとプライベートヴィラを使い分けたりするのもアリですね。

16:00 サウナ＆温泉を堪能

到着して荷物を下ろしたら、早速サウナの電源をON。

サウナが温まるのを待ちながら温泉にもお湯を張り、男性陣は早々に整い体験を始めました。

サウナはロウリュもできる本格仕様で、大人が2人入っても十分な広々サイズ。

温泉は有名な温泉地・湯河原からの運び湯とのことで、クセのないまろやかなお湯が浴槽に注がれるという贅沢仕様です。

お風呂には大きな窓があって、BBQエリアの窓も開け放てば気持ちの良い外気が入り込んでとても開放的。

子供達とわんこは、広々としたプライベートドッグランを一緒に走り回ったり、ボールやフリスビーで遊んだりと相変わらず元気に動き回っていましたが、サウナからドッグランを見守ることができるので安心です。

女性陣は冷蔵庫の大きさも確認できたので、一旦飲み物やデザートのアイスなどを調達しに出かけることにしました。

17:00 フリードリンクで乾杯

管理棟の近くには大きな焚き火台があり、その横に16時から20時の間はフリードリンクサービスの「Nature Bar」が登場します。

甲州ワインを赤・白・ロゼと飲み比べたり地酒も味わえる贅沢なフリードリンクで、子供用にはジュースのサービスも。

わたしたちが利用した6月にはビールサーバーが設置してありましたが、12月〜3月の寒い時期にはホットワインや梅酒も提供されるとのこと。

寒い時期に焚き火を囲んでのホットワインいいですね。

ちょうどサウナですっきりした男性陣もそろったところで、ビールとジュースで乾杯しました！

選べるバギー体験付き宿泊プラン

グランピングヴィレッジ富士河口湖では様々な宿泊プランが用意してありますが、今回わたしたちが選んだのは「選べるバギー体験付き宿泊プラン」。

素泊まりの宿泊にプラスして、ワイルドなバギーカーに乗りながら富士山の景色が楽しめる、という子供達が喜ぶこと間違いなしのアクティビティ体験付きプランです。

• プロのドライバーさんが運転する6人乗りの大型バギーに揺られて絶景を楽しむ「SxS 富士山バギーコース」
• 自分でバギーを運転してガタガタ路面やワイルドな自然の道を楽しみながら富士山を眺める「ATV 富士山パノラマコース」

のいずれかひとつが選べるということで、検討の末、自分でバギーを運転する「ATV 富士山パノラマコース」をチョイス。

といっても子供たちはまだ自分で運転できる年齢ではないので（16歳以上から可能）、パパ運転で子供が同乗スタイルを想定して予約しました。

バギー体験は2日目！ということで記事後半で紹介したいと思います！

バギー体験の基本プランは食事なしの素泊まりなので、自分たちで自炊や食材を持ち込んでのBBQを楽しんだりもできるのですが、予約の際に夕食と朝食をオプションで追加することもできます。

今回はせっかくなので夕食の「グランピングBBQセット」と朝食の「キューバサンド」を追加（食事については後ほど詳しく・・・）。

買い出しもプラスの飲みものとおつまみ・BBQで焼きたいもの・デザートくらいで手軽に済ませることができました！

18:30 夕食グランピングBBQ

フリードリンクのビールやワインにプラスして、道中買ってきたクラフトビールなどをのんびりと楽しんでいると、夕食のBBQ食材と翌日の朝食が届きました。

グランピングBBQ｜+8,800円

大人ひとり+8,800円（宿泊時）で追加できるグランピングBBQの夕食は、甲州牛のサーロインステーキ・甲州富士桜ポークウィンナー・甲州地鶏のアヒージョなど、山梨県のブランド肉がいろいろ味わえるのが特徴。

また、IHコンロで温めるだけで本格的な味が楽しめるスキレット料理も3種類ついていて、バランスよく贅沢なBBQが手軽にできるのが魅力です。

今回は大人だけ人数分を追加し、子供達にはマックスバリューでフランクフルトや焼きおにぎり・追加のお肉を買ってきましたが、子供用のメニュー「お子様用BBQセット｜+2,750円」もオプションから追加できます。

屋根付きのBBQエリアに備えてあるのは、本格的なBBQグリル「Broil King」。

ステーキやBBQの本場・北アメリカの自社工場で作られた高品質のBBQグリルで、ガスグリルなのも嬉しいポイントです。

というのも、これまで友人家族と何度かグランピングやBBQを経験していますが、毎回意外と手こずるのが炭おこし。

なかなか火がつかなかったり、すぐに消えてしまったり、そもそも赤い炭になるまでに時間がかかったりして、毎回焼き始めるまでに時間がかかってしまっていました。

その点、ガスグリルなら簡単に点火できる上に、「Broil King」のBBQグリルは微妙な火力調整もできるので、好みの焼き加減に仕上げることができます。

甲州牛のステーキは甘い脂がジューシーで美味しく、子供達も「スーパーで買ってきた肉よりこっちの方が美味しい！」と大絶賛。

わんちゃん用に持参したお肉も焼いて、みんなでわいわいBBQを楽しむことができました。

焼いて食べるお肉や野菜だけでなく、見た目も鮮やかなスキレット料理があるおかげで食卓も豪華になり、「道の駅なるさわ」で買ってきたワインとのマリアージュもばっちり。

今回はバギー体験付きプラン（素泊まり）で夕食BBQはオプションから追加しましたが、アクティビティなしのグランピングBBQプランもありますよ。

地産食材たっぷりプラン｜+13,200円

素泊まりプランで追加できる食事オプションには、グランピングBBQのほかに5月〜11月末の期間限定・朝夕セットの「地産食材たっぷりプラン」もあります。

夕食は「甲州味比べ〜身土富士～」と銘打った会席料理スタイルで、先付け〜ちらし寿司〜焼物〜お鍋と山梨県産の食材を贅沢に使ったお料理をコース仕立てで頂けます。

（出典：グランピングヴィレッジ富士河口湖）

鱒（ます）の親子ちらし寿司や赤白それぞれのワインを使った「紅白ワイン鍋」などここでしか味わえない味覚に出会える食事プランで、朝食は山梨名物の「甲州ほうとう」。

寒い時期にお腹からしっかり温めてくれそうな、冬〜春限定メニューです。

11月〜5月末の期間はこの夕食「甲州味比べ〜身土富士～」と朝食「甲州ほうとう」の食事プランも展開されているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

20:00 焚き火に点火

BBQもひと段落してきたところで、デッキに置いてあるファイヤーピットに薪をくべて焚き火の時間です。

今回はマックスバリューの隣のホームセンターで薪をあらかじめ買ってきましたが、管理棟でも購入可能。

管理棟では手持ち花火も売られていて、共有エリアの焚き火付近では花火を楽しむ人の姿も見えました。

あたりが暗くなるこの時間には、敷地内の木々に幻想的なイルミネーションが灯され、おとぎの世界の森にある小さな村（ヴィレッジ）のような雰囲気に。

焚き火で楽しむ用のマシュマロや火にくべて作るポップコーンも買ってきていたので、子供達も交えてみんなで焚き火を囲み楽しいひと時を過ごせました。

わんこもリビングでくつろいだり、外に出てきてトイレを済ませたりと、自由に過ごせてとても満足そうでした。

21:00 温泉タイム

BBQの食材はちょうどよく食べ終わることができたので、お皿やトングなどの器具を一旦撤収。

BBQグリルの掃除をしなくても良いというのは、BBQの楽しいとこ取りという感じがしてとても楽ちんです。

焚き火を囲んでの談笑を続けながら、交代で温泉に入ります。

温泉は大人と子供が一緒に入ってもゆとりのある十分な広さで、保温機能があるのでチェックイン直後に入れたお湯がまだ温かい状態でした。

追い焚きの機能もあり、何よりも好きな時間にプライベート空間で入れるお風呂が温泉、というのがたまらない贅沢です。

さらっとした肌触りでクセもなく子供でも入りやすい温泉には保湿効果があるそうで、じんわり温まって湯上がりはつるつるすべすべ。

浴室のデザインも高級感があって、温泉宿さながらの本格入浴が堪能できました。

22.00 就寝

リビングでしばらくまったりと過ごしてから、就寝タイム。

わんこはベッドで一緒に寝ることができませが、愛用のペットベッドを持参したのでその上で安心して眠りにつくことができました。

ペットOKのお部屋とはいえ、粗相なども一応心配なので使い慣れたベッドや毛布などを持参すると良さそうです。

6:00 起床〜ドッグラン〜温泉〜散歩

森の静けさと、優しい自然の光で目が覚めて6時に起床。

窓を開けると清々しい森の香りが入り込んでとても気持ちの良い目覚めができました。

早速わんこをドッグランに出して、ボール遊びで軽く運動とトイレを済ませたら、順番に温泉に入ります。

前日の温泉はさすがに冷めてしまっていたので、説明書き通りに一旦全部のお湯を抜いてから再び給湯すると、ほどなく新鮮な温泉が溜まりました。

小鳥のさえずりが聞こえる自然の中での朝風呂はまた格別で、日々の喧騒を忘れられる非日常の体験ができました！

そうこうしていると子供たちも起き出して来たので、改めてヴィレッジ内を犬を連れてお散歩。

この日も朝から晴れていて、敷地の至る所から雄大な富士山を望むことができました！

小道を歩くと森林浴をしているような爽快感があり、わんこもとても気持ちよさそうに歩いていました。

8:00 朝食

朝食は、キューバサンド。

短いバゲットのような楕円形のパンと、柔らかいお肉・ピクルス・ザワークラフトなどの具材・マスタードがそれぞれ別でセットになっていて、食べる前に自分で挟みホットサンドメーカーで焼いて作るシステムです。

気持ちがいいので大きな窓を開けて、外の空気を感じながらの朝食作り。

キッチンに備えてあるホットサンドメーカーで焼き目をつけると、パニーニのような見た目のこんがり香ばしい出来上がりになりました。

キューバサンドの他に、生野菜サラダ・ヨーグルト・ジュースが付いていて、おしゃれなカフェメニューみたいな感じです。

子供達にはソーセージマフィン・牛乳・ヨーグルトの「お子様朝食」を注文。

こちらはIHコンロで軽くソーセージをグリルし、焼いたマフィンに挟んで完成で、出来立てのマフィンに子供達も大喜びでした。

9:30 外のデッキでコーヒータイム

程よくお腹が満たされたら、犬をドッグランで遊ばせつつ外のデッキスペースでのコーヒータイム。

アメニティでもらったドリップコーヒーを淹れ、デッキのリクライニングチェアでまったりと過ごします。

気持ちの良い森の香りに包まれて静かな時間を過ごしていると、普段の喧騒を忘れてリラックスできるのを感じました。

グランピングヴィレッジ富士河口湖では、ヴィラでの宿泊の場合チェックアウト時間が11時までと少し遅め（ドームテントは10時まで）。

出発までゆっくり過ごせるから、思い思いにサウナに入ったり、おしゃべりに花を咲かせたりして過ごすことができました。

家族だけでまた来ることがあったら、ここでのんびり読書でもしたいなぁと思います！

11:00 チェックアウト

時間ギリギリまで滞在を楽しんで、11時にチェックアウト。

滞在とセットになっている「バギー体験」をしにグランピングヴィレッジ富士河口湖から車で25分の富士山バギーへ向かいますが、その前にちょっと早めのお昼ご飯を食べに行きました。

11:30 ほうとう研究所でランチ

河口湖周辺で、犬と一緒にランチが食べられるところを探していて見つけたのが、ほうとう研究所。

わんちゃんと一緒に店内でほうとうが食べられるだけでなく、ミニドッグランも付いていて大型犬までOKというドッグフレンドリーなお店です。

しかも、「ほうとう＝カボチャと平たい麺が入っている味噌汁」というイメージを覆す「海鮮ほうとう専門店」で、新鮮な海鮮の旨味たっぷりの海鮮ほうとうが味わえるということで、楽しみに伺いました。

メニューを見ると、看板の海鮮ほうとうだけでなく、鶏塩ちゃんこほうとうや野菜ほうとう・すき焼きほうとうなど、見慣れないメニューばかり。

さらには、塩分無添加の「犬用ほうとう」まであってテンションが上がります。

海鮮ほうとうは、本当に今までに食べたほうとうとは全くの別物で驚き・・・、カニ・エビ・ホタテなど大きな海鮮がゴロゴロ入って出汁の旨みと磯の香りがたまらない逸品。

店内は犬同伴エリアとそうでないエリアが分かれているので、犬連れでないお客さんに気を使うこともなく食事を楽しむことができました。

犬連れで行けるお店を探していてこんな風に思わぬ発見があるとは・・・、犬連れの旅行は本当に楽しいです。

13:30 富士山を眺めながらのバギー体験

車を25分走らせると、周りにほとんど何もない起伏のある荒野のようなところに到着。

改めて「富士山の周りには自然がたくさん残っているんだなぁ」と感心するような広大な朝霧高原で、富士山をバックにバギー体験をしました。

バギーにはいくつが種類があって、今回は2人乗れるATVバギーというのにお父さん＆子供のペアでそれぞれ乗ることにしました。

タイヤが大きくてオフロードのラジコンカーのようなバギーは４輪駆動なので、見た目よりもずっと安定感があり、普通の車では走れないような道をぐんぐん進めるのが特徴。

約3kgのコースを自分で運転して回るコースには、

• 溶岩でこぼこ道：むき出しの溶岩の上でガタガタ道の振動を味わえる
• 合戦ロケ地：ドラマや映画のロケ地に使われる平原
• 富士山ビューポイント：富士山の裾野から頂上まで一望できる絶景ポイント
• 溶岩丘：溶岩の丘を登って降りるスリリングなルート

といろんなお楽しみポイントがあり、1時間たっぷりワイルドなドライブが楽しめます。

ちなみに、ドライバーさんが運転してくれるバギーに最大5名まで乗って、ポイントをガイドしてもらいながら50分かけて回るコース「SxSバギーコース」は年齢制限がなく、赤ちゃんや犬も同乗可能。

わんこも一緒に乗れるということでこちらも迷ったのですが、うちの愛犬は怖がりなのとサイズも大きめなので、ちょっと難しそうだな・・・ということで今回はやめておきました。

バギーに乗らなかったわたしと友人は、自然の中での犬のお散歩。

風にそよぐ草でゆれる木々や丘を眺めながらのお散歩はとても気持ちよく、こちらも良い時間が過ごせました！

12:30 富士山ワイナリー

富士山バギーに移動する際にGoogleマップを見ていたら、バギーコースのすぐ横に「富士山ワイナリー」を発見。

バギーがコースを回っている間に、少し立ち寄ってみることにしました。

朝霧高原の広大な自然に囲まれ富士山を望むワイナリーはおしゃれな美術館のような佇まいで、一見するとワイナリーとは思えないスタイリッシュな建物が並んでいます。

”富士山から一番近いワイナリー”の富士山ワイナリーでは、日本古来のぶどう品種「甲州」から世界にも流通する本格的な甲州ワインを作っているのだそう。

また、フランスやスペインからタンクで輸入したワインの瓶詰めも行われていて、醸造所併設のカフェでさまざまなワインの試飲や購入ができます。

（出典：富士山ワイナリー）

ワインの香りが心地よいカフェは、わんちゃんの同伴もOK。

途中からバギーを終えた旦那と子供達も合流し、美味しいワインを購入して思い出を持ち帰ることができました。

ワインが好きな方にはぜひ立ち寄ってもらいたい素敵なワイナリー。

新幹線の新富士駅から送迎付きでのワイナリーツアー（ワイン畑見学や試飲・ランチ付き）も開催されているそうで、富士山とワインを堪能しにまた改めてゆっくりお邪魔したいなと思います。

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以上、富士山麓の雄大な自然を体感できる宿泊施設・グランピングヴィレッジ富士河口湖での友人家族と愛犬を交えた宿泊滞在記と、富士エリアでのアクティビティ・食事処・ワイナリーなど周辺施設を紹介しました！

楽しいアクティビティや美味しい場所がたくさんあって、何回訪れても新しい発見がある富士五湖周辺エリア、わんちゃんとのお出かけの参考にしていただけたら幸いです！